オペラ座の怪人

オペラ座の怪人 通常版
メディアファクトリー (2005-08-26)
売り上げランキング: 1593
『ミュージカルが映画に』との前知識はあったのですが、うーん。なんというか。
俺はダメだった。映像はとても良いのに!
心象や舞台シーンのみを歌にするでいいじゃん。
ミュージカルが元になっているから全部歌うなんて単純な思考過ぎる。
「お〜のれ〜!ファン〜ト〜ム〜〜!」みたいな事歌われても気持ち伝わらないよ。
サウンド・オブ・ミュージック』とか『チキチキ・バンバン』とかは大丈夫なので
ミュージカル映画自体がダメな訳じゃあないんですよ
(まぁそんなに好きってわけでも無いけれど)
色々言っていますが嫌いなわけじゃあ無いです。
冒頭、とても素晴らしかった。
現在をモノクロにして舞台の華やかさを見せる!
おお、素晴らしいじゃあないか!
だけどそれを気に入っちゃったのか何なのか知らんけどさー
場面転換ごとに入れていくなよ。
白黒からカラーへ、そしてラストで白黒に戻ってEND。
これでいいじゃん。
それから最初にメインテーマが流れるシーン。
つーかメインテーマってデジロック?打ち込み?
ドラムがショボい。なんだありゃ?
あと曲少ないね。
「エンジェル・オブ〜」ばっかりじゃん。
あと中だるみも感じた。
カットしても良い部分をカットしていないからだ。
後半でラウルが階段から落ちて水の中に閉じ込められそうになるシーン。
あれいらないでしょ?
もっと言うなら父親の墓のシーンは全部いらないと思った。
ラウルVSファントムの剣劇を入れたかったのかな。
それから細かいかもしれないがエンドロールのBGM。
曲A→メインテーマ→曲B
ダメだろこれじゃあ!
せっかく素晴らしいメインテーマなんだから一番最後にメインテーマを持ってきて
「ああ。俺は今オペラ座を見たのだな」という爽快感を与えてくれよ!
でもラストの燃えたあたりからは凄かった!
台詞が歌なのにそれが気にならなかった!凄い!