Vフォー・ヴェンデッタ

俺的にはアラン・ムーアといえばキリング・ジョークなのですが
映画的には『フロムヘル』や『リーグ・オブ・レジェンド』なのだと思う。
そんなアラン・ムーア原作の(クレジットには名前は無いが)
Vフォー・ヴェンデッタ』観てきましたよ!
舞台は近未来のイギリス。
そこはマイノリティが抑圧を受けるような世界になってしまった。
街中には監視カメラ&盗聴器。
マスコミは嘘の報道しか流さない。
そんな政府に反旗を翻し、闇夜に現れた仮面の男!
それが"V"なわけですよ!
もうね!設定から燃えるね!
そして主人公の"V"の饒舌さがまた面白い!
映画や戯曲の一説をを引用して話をしたりとこれも俺好み!
話をしているうちに興奮していく感じも良いね!
アクションもスローモーションながらにスピード感を感じさせる
流れるような型が格好良い!
覇悪怒組みたいな変な仮面の映画でしょ?」みたいに考えて観ないのはもったいないぞ!
でも観る前にガイフォ−クスは知っておいたほうが良いかもだ!
個人的に気になったのが料理をしているVの格好。
伊藤潤二的な『真剣な中のユーモア』だったぞ!